公開講座 「すみだのまちに若者が根付く条件とは?」

1.トークセッション 〜4人のゲストスピーカーによるトークセッション〜
  ●若者が惹きつけられる、すみだの魅力とは?
  ●新たに墨田区に住み始めた人と、これまでに続いてきたコミュニティとの関わり方について
2.対話 〜ワールドカフェ「若者の参加できるコミュニティを考える」〜

s_3  平成26年2月23日、公開講座「すみだのまちに若者が根付く条件とは?」を開催しました。講座の第1部では、金善美さん、中村敬さん、野田明宏さん、宮本充さんの4人をゲストスピーカーとしてお招きし、「若者が惹きつけられる、すみだの魅力とは?」「新たに墨田区に住み始めた人と、これまでに続いてきたコミュニティとの関わり方について」の2つのテーマで話をしていただきました。

s_4<ゲストスピーカーのお話>
◆金さん(一橋大学大学院社会学研究科・博士後期課程)
墨田区を選んで移住する人の理由を尋ねると、「経済的理由」が多かった。若者の地域への根付き方については、単身者や経済状況が不安定なひとでも、何らかの関わりが持てるような、ゆるいつながりや、環境、仕組みを考える事が大切ではないか。

◆野田さん(LLC住まい・まちづくりデザインワークス)
建築設計の仕事をしている。墨田区の良さは、歴史や文化が感じられるところだと思うが、防災上の課題もある。しかし、課題があるからこそ必要な活動があり、そこにいろいろな方が関わることでつながりが生まれる。色々な人たちが発言し合える関係が大切ではないか。

◆中村さん(株式会社 中村仲製作所)
生まれも育ちも墨田区。家に遊びに来た友人が、ご近所同士があいさつを交わしているのを見て驚いていたことに、自分自身が驚いた。工場では、ふらっと人が入ってきて世間話をしたり、モノの貸し借りをしたりなど、コミュニケーションが生まれている。

◆宮本さん(NPO法人CANVAS ディレクター)
区内で、子どもたちが地域とつながるプログラムを実施している。地域と若者とが互いに与え合う事ができる、「コミュニケーションの回路」ができると地域に変化がおこるのではないか。墨田区にずっと住めなくとも、第二の故郷として、帰ってこられる場所になったらよい。

s_2講座の第2部では、ゲストを含め、参加者全員で「若者の参加できるコミュニティを考える」をテーマに、 メンバーを入れ替えながらグループごとに対話を行う、ワールドカフェを開催しました。
若者や新住民が関わるための入口や居場所となるカフェや、子どもをきっかけとしたつながりなど、地域と若者をつなげるアイデアが出されたり、墨田の魅力について、対話を通じて共有する場となりました。

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【来場者アンケートより】
●子供時代の体験が重要で、その体験を伝えていくことが必要と感じました。
●みんながいいことを考えているので、集まれる、いっしょにやれる、と思えるような場づくりが必要だと思います。
●相手にやってもらうことより、まず自分に何ができるか、相手からの要望をきくチャンスをふやすことが大切だと思いました。
●町会や地域が若者や新住民に対して発信するだけでなく、受け入れ体制を整える事が大切。受け入れ側が充実していないと、せっかくの活動も意味がないと思います。


【事務局より】
今回の公開講座では若い世代の参加者も集まり、多様な年代の方々を交えて対話を進めていきました。今回の場をきっかけに、墨田のこれからについて、ともに話せる仲間がどんどん増えていくといいですね。

講座レポート・PDF版はこちらより

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